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山道具の選び方

バックパックの選び方(サイズ)

バックパックの選び方

バックパックの構造や分類などがわかったら、次はお待ちかねの選び方についてだ。自分にあったバックパックを選ぶ際に最も重要になってくるのが、フィッテイングだ。自分の体に合った背負い心地の良いモノを選ぶことである。いい相棒を見つけられれば、5kgの荷重が3kgに感じられることもあるし、体に合わないバックパックだと、その逆のことが起こるのだ。縦走やテント泊に対応する中型クラスのバックパックをはじめとした容量の大きいものを選ぶ際には、特にフィッティングが重要になる。最近のバックパックはデザインも進化し、誰の体にも合わせられるように微調整できるようになってきたが、最強の相棒を見つめるには専門店で実際に背負ってフィーリングを確かめる事をオススメする。

ショルダーハーネスとヒップハーネスが
フィッティングのポイント

バックパックを選ぶ際に、絶対に犯してはならない事は、自分の体に合わないサイズを選んでしまう事だ。特に中型以上のバックパックは「背面長」と「ヒップハーネスの大きさ」によって2〜3パターンのサイズ展開行われているものが多く、自分の体に合わないものはフィットせず、快適に背負うことが出来ない。サイズが合わないウェアの着心地の悪さを想像してもらえば、その違和感がわかるであろう。同様の理由で、女性モデルがフィットする男性も少ない。フィッティングの鍵を握るのが、正しい背負い方。背面のサイズ(各メーカーが数サイズを展開、または背面長を変えるシステムを用意している)を確認した上で、正しい手順で背負ってみよう。正しい背負い方をすることで、荷重は効率よく分散されてフィット感は高まり、バックパックが持つ本来の機能を引き出すことができる。

背面長とは?

大型バックパックならば、背面の長さを購入後に微調整できる仕組みのものが大半だ。とはいえ、調整できるのは上下に数cm程度しかない。それ以上はどうやっても調整出来ないので、確実に自分の体に適したサイズを選ぶことが、重い荷物を背負いながらも山中で楽に行動する為の第一歩だ。ヒップハーネスは、メーカーによっては後から交換することも出来る。だが、無駄な時間と費用がかかる為、あらかじめ正しいサイズを選んでおくことに越した事はない。何れにせよ、通販などで購入するのではなく、ショップで何度か実際に試しながら検討するのが賢明だ。正しいサイズを手に入れた上で行いたいのが、理想的なフィッティングである。その手順は下記に記した通りだが、いったん調整し終わっても、調子を見ながら山行ごとに何度か少し異なるフィッティングを試してみると良いだろう。わずか数cmほどストラップの引き具合を変えただけでも、背負い心地が格段にアップすることも珍しくない。ポケットやトップリッドの形は好みだ。一般的にはシンプルな方が使いやすい。

バックパックの背面長はどこからどこ?

体に合うハーネスのサイズ

大型モデルを中心に、バックパックにはいくつかのサイズ展開がなされている。「S〜L」「1〜3」などというサイズ展開のほか「W」という女性用を示す表記が一般的だ。その違いは「背面の長さ」と「ヒップハーネスの大きさ」が中心である。正しいサイズを選ばなければ、各部の微調整をいくら行っても、体には合わないのだ。理想的な状態で背負えば、背中側でショルダーハーネスがバックパックと連結するのは、肩の頂点から10cmほど下の部分。ここを起点に肩から脇へのハーネスが延びる。ショルダーハーネス が浮いていると、バックパックの重心がブレやすく、荷重が分散しない。体にフィットするサイズを選び、ショルダースタビライザーを引きすぎないよう調整する。

同じ容量でも複数のサイズがある

サイズ調整システム

まず、背面の調整ができないモデルがある。このタイプはサイズが表示されたタグをよく見て欲しい。背面の調整ができない為、当然ではあるが、予め自分の体格にフィットしたサイズを選ぶ必要がある。調整がきかない為、サイズが合わない場合は、無理をせず諦めよう。調整できるタイプとしては、ショルダーハーネスの位置を上下に移動させ、無段階で背面調整できるタイプがある。ストライプ状に長さを表示しているので、参考に左右のショルダーハーネス位置を微調整するのだ。またショルダーハーネスの末端を外し、穴にパーツを押し込んで調整するタイプもある。このタイプは後でズレにくいというメリットがある。バックパック背面のスリットにショルダーハーネス の末端を差し込む方式のものもある。このタイプもズレにくいが、段階的に微調整する為、微妙にフィットしないという可能性があるのが、欠点だ…

背面長を調整できるモデル

背面長(バックレングス)の測り方

体に合ったバックパックを探す為の重要なポイントは、背面長(バックレングス)にある。要するに背中の長さだ。最近はこの背面長を調節できるバックパックもたくさん出てきているが、小型・中型のバックパックの多くは固定されているモノが多いので、背面長を体に合わせることはできない。なので、バックパック選びの際は、背面長を考える必要がある。自分の背面長の長さは自宅でも測れる。その目安としては、顎を引いた時に首の裏で盛り上がるのが第7頚椎であり、ここから腰骨の末端までの長さが、自身の背面長の長さで、バックパックのサイズ選びに基準となる。正確な自分の背面長を知りたければ、アウトドアショップに行き、専用のメジャーで測ってもらうとより確実だ。同時に自分に適するバックパックのサイズも判断・推奨してもらえ、間違った買い物をする心配が無くなるはずだ。

背面長の測り方

背面長が合っていないと、ウェストベルトがかなり高い位置にきて、チェストストラップの感覚が狭くなる。こんな状態では背負いにくいだけでなく、荷重が分散されず肩に集中し、荷物を重く感じてしまう。基本的には、腰骨をヒップベルトの中心で包むように締めた時、ショルダーハーネス が肩にフィットするものが良い。肩とバックパックの間に隙間ができ、肩のラインがフィットしないと安定性がなくなるだけではなく、部分的に締め付けが苦しかったり、極度な疲労感が生まれたりするので、要注意だ。

体への正しい合わせ方

バックパックのフィッティングには正しい順番がある。適当に合わせただけでは全体のバランスが崩れ、優れたバックパックでも本当の意味での機能を発揮しない。その手順は下記の通りであり、ヒップハーネス、ショルダーハーネス 、再びヒップハーネス、最後にチェストハーネスという順番である。体をフィットさせる為に、特に重要なのはショルダーハーネスとヒップハーネスの調節だ。更に気を付けたいのは、体の左右のバランスだ。ストラップを引く際には、左右の手を同時に引き、均一な圧力がかかるように注意しながら、一連のフィッティング作業を進めないと、バランスが崩れてしまうのだ…。ここではバックパックのフィッティング方法と店頭でのチェックポイントを解説したいと思う。長く使える道具なので、時間をかけ、自分の体に合ったモノをじっくり選ぼう。

ショルダーハーネス ・ヒップハーネスの
フィットがポイント

ポイントはヒップハーネスをウェストで締めるのではなく、荷重が腰骨にかかるようにしっかり調節し、バックパックの重さを腰に荷重させること。重さを肩と腰に分散させることが重要だ。また人によって好みがあるが、ショルダーハーネスは登りのときは多少緩め、より腰に荷重がかかるように、下りの時はしっかりと体にフィットさせるように背負い、バックパックが揺れないようにする。また肩と腰のバランスを色々試して、両肩で2/3、腰に1/3など自分にとってバランスのいい分散具合を見つけよう。疲れたら荷重をずらし、バランスを少し変えるなど工夫をすることで、長期縦走を乗り越えるコツが見つかるはずだ。

①ヒップハーネス(ウェストベルト)を緩める
全てのハーネス・ストラップ類を緩めてから、まず背負う。ヒップハーネスの真ん中が腰骨を覆う位置する場所でストラップを引き、腰に合わせる。この際、ベルトの位置が腰骨の位置より上に合わせると誤解のないように…

②ショルダーハーネスを締める
次にショルダーハーネス下部のストラップを引き、肩から脇にかけてフィットさせる。両脇の下にあるストラップを左右同時に引き、バックパック本体を体にフィットさせ、ストラップの左右の長短、偏りを調節する。引きすぎると肩に負担がかかるので、適度に…

③スタビライザーストラップを締める
ショルダーハーネス上部にあるスタビライザーストラップを引き、後方に重心がかかっていたバックパックが体に近づくように、更にフィットさせる。荷重がしっかりと体に乗るように…

④ヒップハーネスのサイドストラップを締める
ヒップハーネス(ウェストベルト)の両サイドにあるサイドストラップを引き、バックパックが左右にブレないようにフィットさせる。左右の引き具合のバランスが重要…

⑤チェストストラップを締める
最後にチェストストラップを引き、ショルダーハーネス の位置を安定させる。ストラップの高さを脇の下あたりに調整して、バックルを止め、キツくない程度にストラップを引く。チェストストラップの位置は鎖骨の5cmほど下くらいが丁度いい。これにより、ショルダーハーネス のズレや荷重のブレを防ぐことができる。

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