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山道具の選び方

クッカーの選び方(素材)

オススメはチタン?アルミ?ステンレス?

クッカーの機能や性質にどんな点を期待するかで、素材の選択基準は変わってくる。重量はチタン>アルミ>ステンレスの順で軽くなり、頑丈さではステンレス>チタン>アルミの順に硬さがあり、凹みなどの心配が少ない。チタンについては頑丈であることには変わりないが、硬すぎて過度の圧力がかかると、突然割れる点が懸念点としてあげられる。その点、アルミは凹んだり曲がったりしても破損はしない。踏まえると、ステンレスは最も安定していると言えるであろう。価格は、チタン>アルミ>ステンレスの順で効果となる。チタンは軽い反面効果で、ステンレスは頑丈だが重い。アルミはそれらの中間と言えるだろう。

熱の伝導率が最も高いのはアルミである。燃料を効率的に使え、調理時間も早くなる。その点、チタンは伝導率が低く、クッカー全体に熱が回りにくいと言っていい。それらの長所と短所を踏まえると、現在の現実的な選択肢は、アルミかチタンだろう。ステンレスにも長所あるが、他の2つの選択肢に比べると、あまりに重いというのが難点だ。オートキャンプなどであれば安価でオススメできる選択肢だが、バックパックに詰め込んで人力で持ち運ぶ登山用としては、オススメできない。資金にゆとりがあれば、個人的にはチタンが一番の選択肢だろう。

アルミ
クッカーの素材として、一番ポピュラーな素材。凹みやすいが焦げにくく、熱伝導率が0.49と良いのでバーナーの火力が無駄にならない。この為、クッカー全体に熱が満遍なく伝わるので、炊飯は勿論、煮物や炒め物などを幅広く、手の込んだ料理もやすやすこなしてくれるのがアルミのクッカーだ。一方、金属としてはチタンよりも軽いが、柔らかい為に熱く加工せざるを得ず、結果として重くなってしまうのが弱点だ。また、手入れを怠ると白い錆が浮かぶが、加工が簡単な為比較的安価であり、長所が多い。のんびりと料理を楽しみにしたい人にはオススメだ。

チタン
特筆すべきは、軽量さと硬さであり、アルミの約6倍の強度を誇る。その為薄く加工できるので、軽量に仕上がる。ただし、加工が難しく、希少な金属なので製品は高価となる。その反面、欠点は熱伝導率が0.041と低い為に、火のあたる部分ばかりが熱くなり、焦げの原因となる。ハンドルなどは熱くなり難いという捉え方もできる。軽量や行動のスピードを重視し、料理はラーメンかフリーズドライで済ませる、というライト&ファストな登山には最適だ。

ステンレス
これらの中で、一番重く、安価な金属。その為に製品も安くて買い求めやすく、傷つきにくく、錆びにくいという長所もある。だが、熱伝導率はアルミに及ばず、チタン同様に焦げやすい。オートキャンプ用であればいいが、登山用としては少々使いにくいと言わざるを得ないであろう。

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