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山道具の選び方

スリーピングバッグの使い方(保温)

保温力を高める工夫

簡単にスリーピングの保温力を高める方法はいくつかあるが、重要なのは寝袋のロフト(嵩張り)を潰さないことである。中綿はふんわりと膨らんでこそ保温力を発揮するが、一工夫加えたつもりで、保温力を損なうことは避けたい。例えば、手持ちの寝袋が複数あれば、2枚重ねはシンプルで有効な方法だが、少しでも形状に余裕のある方を外側にすることが大切だ。ロフトの潰れを最小限に食い止められ、暖かく眠ることができる。違いがないように思うかもしれないが、反対ではあまり暖かくならず、内部が窮屈になってロフトが落ち、「1+1=2」とまでの保温力は期待できない。身長が低い人などは、余った足元をロープなどで適度な長さに絞るといい。無駄な空間がなくなり、暖かさが増す。逆に言えば、身長に合わせてぴったりなサイズを選択することが重要だとも言える。スリーピングバッグ のサイズは、「ロング」「レギュラー」「ショート」とほとんどのメーカーが用意しているケースが多い。ついつい「大は小を兼ねる」の発想で、大きめのモノを選びがちだが、ことスリーピングバッグにおいては、身長にぴったりのサイズを選ぶことが正解だ。また足先をバッグパックに入れるという工夫も一般的な方法だ。注意すべきは、幅が狭い小型バッグだと、やはり寝袋のロフトが落ちて逆効果になることもある。せめて40ℓ以上のバッグバックでのみ有効な工夫だと考えよう。

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