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山道具の選び方

スリーピングバッグの使い方(まとめ)

ウェアやシュラフカバーで保温を

機能的な寝袋を手に入れたら、あとはいかにその性能を発揮させ、長い間快適に使うためのアイデアを身に付けたい。他のオプションとの組み合わせや保管方法なども重要だ。バックパックに入れて持ち運ぶ寝袋は、できるだけ軽量でコンパクトなモノがいい。自分の寝袋の保温力が足りなければ、まずは寝る前に防寒用ウェアを念入りに着込む。体の熱を放出しやすい頭部はニットキャップなどで覆い、冷えやすい足には暖かなソックスを履くと、それだけで1クラス上の暖かさが得られるはずだ。カバーやシーツを寝袋に加えるのも暖かさを向上させる一つの方法であり、バックパックも簡易防寒に利用できる。そうすれば、必要以上に高価で重たい1ランク上の寝袋を選ばずに済むのだ。

防寒と結露対策

昔から寝袋の足元にくしゃくしゃにした新聞紙を入れると保温力が向上すると言われているが、これは空気の層を増やすことになり、理にかなった方法である。とはいえ、山の中にわざわざ新聞紙を持参する人は少ないが、同じ発想でウェア類を足元に押し込んでおくと、かなり暖かい。また、寝る前にボトルにお湯を入れ、足元に置いておくと湯たんぽ代わりになる。朝には冷えているが、寝袋内部にある以上、一定以下に温度が低くなることもない。冷えてしまったボトルが体温を奪うという論もあるが、それは単なる錯覚だと否定しておきたい。山中で寝袋のコンディションを落とす大きな原因は、結露による濡れである。濡れやすい足元だけでもガードしておくと、保温力の低下は気にならない程度に抑えらえる。ドライバッグやレインウェアなど、使えるものは何でも使った方がいい。

寝袋を長持ちさせるには…

行動中は寝袋を圧縮して持ち運ぶが、そのままでは中綿が潰れ、ロフトが復活しにくくなる。テントを張ったら、すぐにスタッフバッグから取り出し広げ、ロフトを回復させるとともに、乾燥させると良い。自宅に帰ってからの保管時も同様で、布団と同じように天日に当ててから、しっかり乾燥させるとカビなどの心配もなくなる。バックパック最下部に押し込められ、テント内では結露の被害に遭いやすい寝袋がゆえに、すぐにケアしてあげることをが、その性能を長持ちさせるシンプルなコツでもある…

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