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山道具の選び方

スリーピングマットの機能(内部構造)

快適性は内部構造で異なる

全体が弾力のある断熱材で出来ているクローズド・セル式のスリーピングマット以外は、マット内部は空洞となっている。その空洞部にフォームを入れた自動膨張式は、フォームが厚いほど弾力があって快適ではあるが、一方で重量が増す。自分で荷物を持ち運ぶ山岳用としては軽量化も大切な観点なので、フォームから適度な肉抜きを行なっているものが良いだろう。

ポリウレタンのフォームから肉を丸く抜き、軽量化したモノは、クッション性は少々落ちるが、寝心地が悪くほどではないという絶妙なバランスだ。フォームに肉抜きの穴を開けるのではなく、内部のスポンジ自体を軽量なモノに変え、軽量化を実現することによって、マット全面が均一のクッション性を保つタイプもある。かなり大きめにフォームを削って軽量化を行なっているタイプもあるが、見た目ほどは表面生地の張力とのバランスで、デコボコした感覚や過度の体の沈み込みを感じさせない。

エア注入式は内部の空気が容易に対流する為、保温性の低さが弱点であり、基本的には空気のみなので冷たさを感じやすかったが、近年は体が接する上部と地面の冷気で冷やされる下部の空気対流を遮断する隔壁を作ったり、化繊綿やダウンなど中綿を内蔵し保温性を向上させたタイプが続々と登場し、エア注入式の弱点を克服している。更には内部に熱反射板を入れて一層の断熱保温効果を生むモデルもある。

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