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山道具の選び方

テントの選び方(収容人数)

軽量・コンパクトな装備がベスト

テント山行の山道具選びのポイントは、小屋泊まりに比べ必要となる装備がどうしても多くなる為、軽量・コンパクトなアイテムで揃えるということがベストなのは間違いない。とはいうものの、各メーカーで開発している山岳用テントはどれも十分コンパクトで高性能であり、デザインの違い、素材の違いなどはあれども、1人用テントなら専門店に並ぶテントはほとんどのモノが、もはや2kg以内となっている。テントの軽量化に伴い、バックパックの置き場に困るほどの「究極の1人用」ともいうべきモデルが増えてきている(それらは前室にスペースを設けている)。1人用モデルと2人用モデルの重量さは、200g程度であり、これをどう捉えるかが問題だ。踏まえて、テントを選ぶ上で、まず考えたいのはテントの大きさである。ソロでの山行が多くても、スペースのことを考えると、2人用テントをオススメする。一般的にテントの横幅が100cmほどあると1人で荷物をゆったり広げられ、互い違いになることで2人で眠ることもできる。胡座をかいて本を読んだり、背中を曲げずにお茶を沸かせるぐらいのスペースは、どうしても欲しくなってくるからだ。それよりも大きなサイズだと重量も大きくなり、ロスも大きくなる。仲間との山行が多ければ、大きめのテントもいい。出来るだけテントの数を少なくすることで、総荷重を減らすことが出来る。

ヒルバーグ ソウロ
前室の広いソロテント

使用人数の考え方

1人用・1.5人用・2人用などといっても、テントのサイズはモデルによって大きく異なる。日本のメーカーならばJIS規格で、1人あたり180×55cmと収容人数が決まっているが、海外メーカーには当てはまらないからだ。だがJIS規格をもとに考えてみても、180×55cmの空間に1人づつ横たわり、荷物までを置くのはかなり狭い。1人用テントは、一人が横になってちょうどの大きさである為、多くの場合はバックパックを体の横に並べて置くことが出来ない。狭いテントの中では、頭と足を互いに違いに寝転ぶのが言わば「山の常識」で、少しはスペースの節約になる。人数が少ない時も同様で、スペースを広く開けられれば、余った場所に荷物を広げて置くことができる。快適さを求めるならば、2人で3人用ほどのテントを使いたいところだが、軽量な荷物で歩きたい人は、2人用に2人と収容人数通り使う方がいい。多くのメーカーでは1人用テントと2人用テントの重量差は約200g程度。この差をどう考えるかなのだが、ちなみに各人が1人用を背負うよりも、大きなテントを一つ用意する方が、一人当たりの負担は軽くなる。単独行が多いのか、パーティ山行が多いのかによっても、考え方が異なるので、ご自身の登山スタイルによっても判断が変わるところだ。

モンベル ストラリッジテント
1人用テントと2人用テントの広さの違い

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