トレッキングポールの機能(衝撃吸収システム)

衝撃吸収システム(アンチショック)
トレッキングポール先端が地面に接すると、その衝撃がシャフトと通じて腕に伝わる。これは不快なばかりか、腕の筋肉を無用に刺激して疲れの元になる。そこで、人気が高いのが、トレッキングポールにクッション性を加える「アンチショック」と呼ばれるシステムを搭載したモデルだ。衝撃性が軽減することで、肩の負担も少なくなり、歩行時にトレッキングポールが生み出す金属音も低くなるなど、メリットは多い。シャフトとプラグの間の金属パーツは、シャフト内部のスプリングで伸び縮みする仕組みだ。わずか1cm程度の伸縮ではあるが、弾力性は強く、十分に衝撃を吸収してくれる。